下腹ポコっ、尿漏れ、月経過多…たるみ・ゆるみの原因は”気”??

涼しくなってきましたね。台風がまた日本に近づいて来ているようです。十分な対策をとり、お気をつけくださいませ。

さて、30代半ばを過ぎるとタイトルのような下腹ポッコリ、尿漏れにお悩みの方が多くなってきます。これは加齢により20代のころよりも”気”が少なくなっている事が一因であると中医学では考えられています。

”気”には身体を温めたり、外からウィルスやばい菌が入るのを防いだり、栄養を全身に運ぶ働き、血や体液の過剰な分泌を抑える働きなどがあります。下腹ポッコリ(内臓下垂)、尿漏れ、長くだらだらと続く月経…これらには過剰な分泌を抑える気の働き、”固摂作用”が深く関わっています。

下腹ポッコリ(内臓下垂)これは【脾】の気が少なく、固摂作用が弱くなっているサインです。脾は内臓を上へと引き上げる働きがある臓なのでここが弱くなると持ちこたえられず内臓はだらーんと下に落ちてきてしまいます。この場合は脾の気を強くする『補気』の食材を積極的に摂りましょう。穀物、豆類、きのこ類など。多汗、長く続く月経もまたこの脾の気の弱りが原因とされています。

尿漏れ、これは排泄を司る【腎】の気が弱くなっていると考えられます。気が少ないせいで固摂作用が上手く働かず、尿道口の”引き締め”が出来なくなっている状態かもしれません。この場合には腎を元気にする『補腎』の食材がおすすめです。くるみ、いくら、かつおなどです。カツオは季節ものなので鰹節、シーチキン(かつお)でとっても良いでしょう。

下腹、尿漏れ、月経過多…気になってきたら日々の献立に↑を是非取り入れてみてください。

当店の漢方茶の中では脾を元気にし固摂作用をぐっとあげて身体をぎゅっと引き上げる高麗人参をブレンドした”草原の人魚”をおすすめ致します。

免疫力アップに効果あり! 草原の人魚