冷えが“むくみ”を呼んでくる!?〜”津液”コントロールでbodyすっきり〜

こんにちは。刺すような寒風に怖気づき引きこもっておる私です。

これ良いぞ!という防寒グッズがあれば是非お教えくださいませ。

さて今日は“むくみ”のお話。お肌のお悩みと並び、悩まれている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。むくみは“水腫”と漢方中医学では呼ばれています。むくみ(水腫)の原因は津液の生成、運搬、排泄という水分代謝のサイクルの乱れにあります。ではこのサイクルがなぜ乱れたのか。

津液は自分で動くことができません。”気”に各所へ運んでもらいます。この気の乱れがむくみの本当の根本的原因です。次になぜ気が乱れるのか。冷えです。冷えは内臓のエネルギーを奪い、動きを悪くしていきます。気を作る臓『脾』、津液の量を調整する『肺』、排尿の要である『腎』これら津液サイクルの駅となる臓の働きが低下するのです。

微妙な冷えを秋頃から感じつつも特に温活などせずに今に至る方はこのむくみが下半身に顕著に出ていませんか。

むくみが出てきたら、飲食物から気を作る”脾”を元気にしていきましょう。脾を元気にするにはお米、お豆が一番です。運動をして発汗させるのも大切です。更に余分な水分を尿として排出させる”腎”を温めて活発に動くようにしていきましょう。くるみやエビなどをおかずに取り入れてみてください。また尿の排出をサポートするとうもろこしやパクチー、黒豆も多く食べると良いですよ。少し控えた方が良いものは、生ものやひんやりした食べ物です。脾を弱らせてしまうので加熱した温かい食べ物を心がけてください。

また、忙しく食事の組み合わせを考えたり、食事を作ったりできないときには当店の漢方茶をぜひ試してみてください。温めるシナモン、排尿を促す黒豆、脾や腎を温めて調えていく生薬がブレンドされています。

甘茶でほんのり甘みをつけています。ミルクで煮出しても美味しくいただけます。

シナモンの甘い香りはミルクと相性抜群です。

どの不調でも長引かせるとやがて大きな病へと繋がっていきます。病院行くほどでもないけどちょっと…体に少しでも違和感を感じたら当店へ。資格を持つカウンセリング経験豊富なスタッフがご相談に乗ります。

ご自分の体質に合わせた普段のちょっとした飲食への気づかい、年齢やライフスタイルに合わせたちょっとした運動が実は一番堅実な健康法です。10人いらしたら10通りの健康づくりの方法があります。ご自分のためだけのオーダーメイドの健康作りを白金癒淹で探してみませんか。

                                       国際中医薬膳師 田中奈津子

白金癒淹漢方コラムは毎月第一、第三土曜更新。次回は2月5日(土)更新です。