暑い日には『心』の働きを穏やかに…

暑い日が続いております。今週末で少し暑さがおさまるようなので水分補給、栄養補給をしっかりとして乗り切りましょう。

暦の上では立秋を迎えていますがまだまだ気温は下がりません。夏は『心』が乱れやすい季節。心臓を含む血の巡り担当の臓『心』。また精神や情緒をコントロールする働きもありますので、ここが乱れると精神不安や情緒不安定となり不眠にもつながってしまいますのでしっかりと養生していきましょう。快眠は健康作り、美肌作りの要です。

不眠の原因…『心』の負担による精神不安、情緒不安定

夏の邪気は”暑邪”。気温の高さが異常なほど高い昨今の日本。この異常な暑さこそが”暑邪”で体調に不具合を生じさせます。この影響を最も受けやすいのが『心』という脈拍、血流を管理する臓です。

暑邪により『心』は煽られ煽られ動きを早く激しくしていきます。ここから『心』に負担が重くかかり疲労し、弱ってしまいます。顔色が悪かったり、滑舌が少し悪くなったりするのは『心』が弱っているというサインです。

『心』は血流を管理するほか、精神や意識も管理しています。ここが弱り始めると精神も不安定になり不安を感じることが多くなり不眠へとつながっていきます。

熱帯夜に加えて『心』の不調も夏の不眠の原因の一つなのです。

夏の養生、快眠を取るために『心』の乱れを調えるのに良い食べ物は…”ココナッツ”です。暑い南国でよく食べられているのも納得がいきますね。

また”臓をもって臓を補う”養生の考え方の一つ。心をもって心を補う…ということから焼き鳥の”ハツ”もまた夏の養生にぜひ!

体温を下げて眠りに入りやすくする、ハトムギ、あずき、チンゲン菜などもおすすめです。

↑の食材を取り入れて快眠ライフを♪