『理想肌に漢方でアプローチ!あなたの肌に本当に必要なのは?』②ハリ

こんにちは。朝から雨降りですね。気温はそんなに低くないのですが雨のせいで肌寒く感じる1日となりそうですね。

今回はお肌の”ハリ”について。目元、口元にぴんっとハリのある方、年齢よりずっと若々しい印象を与えます。また、”たるみ”などの凹凸が肌にないため光が集まりやすく、より一層肌が明るく輝いているのです。そんな肌になりたいっ…40代半ばに差し掛かる筆者もそう切に願う日々です。願うだけでは叶いません、肌育は実行あるのみ!

漢方・東洋医学の知恵を用いたアプローチ、インナーケアでピンっと”ハリ”のある肌を育てていきましょう。まず、漢方・東洋医学では皮膚と、その下にある肌肉を分けて考えています。ハリが欲しい!という方はまず肌の土台である”肌肉”の生成と深く関わる臓『脾』を知りましょう。消化や栄養生成を担う脾グループに肌肉は属しています。

脾の主な働きは、

・飲食物から気・血・津液を作る。

・気、血、津液を他の臓へ送り届ける。

在体合肌肉』脾は肌肉、人体の末端まで管理する

生命活動にとってかなり重要な役割を担っている脾という臓。この臓の働きが弱まれば栄養は作れず、届けることもできません。

脾が元気に動き、栄養を正常に体の各所に送り届けられれば肌肉は豊満で力強くピンとハリのあるものに。しかし脾が不調だと体、肌肉は小さくしぼみ弱々しくなっていきます。肌肉がしぼみ、ハリが無くなってだらんと垂れる。これが”たるみ”なのです。何としても回避、改善したいところですよね。

栄養作りを活発にし、しっかりと栄養を届けてもらいハリある豊かな肌肉作りを手伝う食材をご紹介しましょう。

脾を温めていたわり、元気を与える食材…米麹、みそ、納豆、かぶ、かぼちゃ、まいたけ、いわし、鮭、さわら、牛すじ肉、鶏肉など

脾を正常な働きに戻す食材…うるち米(白米)、玄米黒豆、カリフラワー、小松菜、そら豆、マッシュルーム、りんご、うに、鯛、牛肉など

前回もお話ししましたが、以臓補臓。脾を補い強くしていくには脾を食べる。すなわち焼き肉屋さんに行ったらミノ、ハチノス、センマイ、ギアラ、シマチョウなどの脾に属するホルモンを食べてみましょう。脂肪分、カロリーもお高いのでそこら辺は考慮しながら…

もっとさっぱりいきたいよ!という方には脾に元気を与え、肌肉のハリを育てる白金癒淹の漢方茶を。

『草原の人魚』

上記にあげた食材の玄米、黒豆のほか、脾に力を与える高麗人参をブレンドに加えた漢方茶です。日本の玄米茶に近い味わいで立ち上る湯気の香りにホッとするお茶です。

食事のほか日々の暮らしで脾が喜ぶ養生は、心を安らかに保つこと、部屋の風通しをよくして”じめっ”とさせないことです。脾は体も心も軽やかなのがお好きなのです。

国際中医薬膳師 田中奈津子

漢方コラムは毎月第一、第三土曜日の14時更新です。次回の更新は5月1日『理想肌に漢方でアプローチ③潤い』です。

『理想肌に漢方でアプローチ!あなたの肌に本当に必要なものは?』①血色感

春は暦で一番最初の季節です。新しい生活習慣を始めるにはとても良い季節です。この季節を機にご自分の肌質にしっかりと向き合い、ご自分に合う本当の”肌活”を始めてみませんか?

美肌に必要な3要素

  • 血色感
  • ハリ
  • 潤い

全3回【①血色感②ハリ③潤い】に分けて”漢方的肌活のすすめ”をお話ししていこうと思います。

今回はお肌の『血色感』について。ほんのり桜色で血色感のあるお肌は生命力あふれる若々しさ、健康的で清潔感のある印象を与えます。この血色感はチークなどメイクで外側から作ることもできますが、お肌の内側からふわっと出る自然なものにはかないませんよね。この自然な血色感を漢方養生で内側から作っていきしょう。

まず顔色と関わりの深い『心』という臓を知りましょう。この心という臓は血管の管理と心臓の拍動をコントロールする臓。血が巡るリズムを作る臓です。心が調えば全身への血の供給が安定し、栄養が行き渡ります。この心が元気に正常に働いているかが体のある箇所に表れるのです。どこかというと…

〈在体合脈 其華在面〉

心の状態は血脈とリンクしていて、心の健康状態は顔色に反映されると漢方では考えられています。心に元気がなく不調のある方の顔色は蒼白くなります。ほんのり桜色の血色感を引き出すには心が健康でなければならないのです。顔に血色が足りない方は下記にある心の健康に良い働きをする食材を献立に取り入れてみてくださいね。

小麦、ココナッツ、百合根、なめこ、ひじき、豚のハツ、龍眼…

小麦、ココナッツは心が疲労した時に元気を補います。特にココナッツは元気を補うだけではなく心を強くしていくので血色感を作るのには欠かせない食材です。

白金癒淹にも心を元気にし、お顔の血色感を引き出す漢方茶をご用意しております。

☆乙姫の宝箱☆

〈西洋人参〉をメインに、体の緊張を解くハトムギもブレンドされています。お肌のリカヴァーや生成は睡眠中に行われるので、寝る前に温かい【乙姫の宝箱】を一杯。夜の肌活とあわせてリラックス効果にも良い一石二鳥の白金癒淹漢方茶をぜひお試しになってみてください。

美肌、理想肌は一朝一夕で作られるものではなく継続する事が大切です。日々の食卓やお茶に気負わず取り入れられる漢方の美肌アプローチ、この春から始めてみませんか。

国際中医薬膳師 田中奈津子

次回のコラム更新は4月17日(土)『理想肌に漢方でアプローチ!②ハリ』です。